EBPM研究センター/Research Center for Evidence-based Policy Making (HIAS EBPM)について

背景

我が国は、世界に類を見ない少子高齢化の進展や厳しい財政状況に直面しています。こうした現状や政策課題を迅速かつ的確に把握し、有効な対応策を選択するとともに、その効果を検証することの必要性がこれまで以上に高まっています。我が国の経済社会構造が急速に変化する中、限られた資源を有効に活用し、国民により信頼される行政を展開するためには、政策部門が統計等を積極的に利用して、証拠に基づく政策立案(EBPM ; エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)を推進する必要があります。

このような背景を踏まえて、社会的ニーズが急速に高まっているEBPMに資する全学的研究教育体制を構築するべく、令和元年12月に一橋大学社会科学高等研究院(HIAS)の下に「EBPM研究センター(HIAS EBPM)」を設置しました。

目的

本学におけるEBPMに関する研究・教育を推進するとともに、学内外においてEBPMに関する研究又は教育を行う研究者及び教育研究組織相互の連携を促進することを目的とする。

目標

本研究センターは、日本で最も信頼される政策シンクタンクとなるとともに、日本・アジア経済の研究においては、質・量ともに世界最高の研究資産を活かし、世界から研究者が集まる拠点となることを目指します。さらに、最先端の研究成果をベースとして、他機関とも連携して大学院の高度な教育プログラムを構築し、EBPMを担う人材を育成します。

業務

  • EBPMに関する研究プロジェクトの組織
  • EBPMに関する教育の推進に係る調査研究
  • 学内においてEBPMに関する研究又は教育を行う研究者及び教育研究組織との連携
  • 学外の教育研究機関、行政機関及び企業等との連携
  • 本学におけるEBPMに関する教育研究成果の広報
  • その他センターの目的を達成するために必要な業務